
<mo'u se xaksu> が巧みですね。
前置詞はどこにでも使えますが、それによって <mo'u> も述部の後に置けるという自由があるので、 poi 節の中の <junla> のすぐ後に来ると、 poi 節の中にある、と判断されます ―
lo cmalu dicysro poi [ junla mo'u ] (ku'o) (ku) (cu) se xaksu
それによって、電池に関して <時計であることが終わる> というニュアンスが生じています。 <mo'u> と <se xaksu> の結びつきを保障するには poi 節のお尻を明るみに出します ―
lo cmalu dicysro poi [ junla ] ku'o (ku) (cu) mo'u se xaksu
lo cmalu dicysro poi [ junla ] (ku'o) ku (cu) mo'u se xaksu
lo cmalu dicysro poi [ junla ] (ku'o) (ku) cu mo'u se xaksu
poi 節の終了を直に示すのは <ku'o> ですが、上記のように sumti の終了子 <ku> や bridi の開始子 <cu> でも間接的に同じ効果が得られます。
<タイマー用ボタン電池> はおそらく商品の種類などとして確立しうる概念なので、専用の単語を造っておくと良いかもしれません。 <junla batke dicysro> から <julbatkydicysro> など。 一見長いですが、実際の音節数は日本語の <タイマー用ボタン電池> よりも多くありません。
前置詞句 <ne'i le skami> はたしかに <PC内部> を意味しますが、文の中に直に置かれているので、文を直に修飾しています。 つまり <mo'u se xaksu|電池が切れた> という事がPC内部で起こったのを表します。 これはこれで事実なのですが、本来の修飾対象は <タイマー用ボタン電池> すなわち sumti です。 前置詞句を sumti に繋げるには <pe> を使います ―
[lo julbatkydicysro] pe [ne'i le skami]
日本語の語順に合わせることもできます ―
[lo pe [ne'i le skami ku] julbatkydicysro]
前置詞句を sumti の中に突っ込むわけです。 句を区切る <ku> が必要となります。

>前置詞句 <ne'i le skami> はたしかに <PC内部> を意味しますが
実は、(やむなく)意訳しました。(o'anai)

>前置詞句を sumti に繋げるには <pe> を使います
<pe>が使えるのですね。
<ne'i>があるのでてっきり<pe>は使えないものと思っていました。

<ボタン電池>の<ボタン>は<batke>で良かったのですね。
私にはボタンという外来語の原義自体がよく判りません…。
(平らたい円柱形のもの?)

lujvo化するのは<batkydicysro>までで良いような気がします。
と、いうのもタイマー用の電池を買う場合は「カメラ、電卓、ゲーム用」
などと記載されたボタン電池を買う事になると思うのです。
「タイマー用」という修飾は電池の種類を特定しているのでは無く、
用途を明示する事でPC内部のどの電池かを特定している気がしています。

ボタン電池以外に電池と呼ばれる物にはどんな物があったろうかと考えてみました。
乾電池、単3電池、マンガン電池、蓄電池、太陽電池、燃料電池、…
う~ん…。これは想像以上に分類するのが難しそうです。
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